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Google ストリートビュー

八木 悠

台風の到来によって当初17日からの登山開始を目論んでいた四国合宿が延期となり時間の余裕が生まれたので、遅まきながら Google ストリートビューについての感想でも書いてみる。面白いアンケートの結果が掲載されていたので、有名所だがご紹介をば。

高木浩光@自宅の日記 – 当事者になって認識する「ストリートビュー」問題

このアンケートは母体が「はてな」のユーザという結構偏った母体である事に注意する必要が有るが、質問項目同士の関係が分かりやすくなっており、興味深いものになっている。この結果は、ごくごく一般的な人を対象に行った場合ではどのように変わるだろうか?

個人的には、「法律を遵守する事」と「一般的な人間の視界に留める事」さえ守れば、このようなサービスは今の所よく使い所が分からない単なるおもちゃに過ぎないとしても、存在する価値が無いとは言えないと思う。その価値はきっとまた、この広大なインターネットという仮想空間に住んでいる何処かの誰かが見つけるであろうと考えられるからだ。このサービスへの反対意見として、「何に使うんだ」と言ったような意見も有るが、そんな物は後から考えれば良く、直ちに存在価値を否定するべき理由でも無いように思われる。(個人的には、企業等が自社等へのアクセス方法を示す際に、Google ストリートビューを用いてその経路を分かりやすく示すサービス等が有れば便利かと思う。私の現在の Google ストリートビューを利用する主な理由として、見知らぬ場所へ行く際のランドマークの確認が挙げられるのだから。)

ただ、上記二点の問題は Google 社が直ちに解決しなければならない大きな問題であると思う。特に「法律の遵守」は企業として最も注意しなければならない事の一つであるにも拘らず、十分な検討や調査も無く私道への侵入を行いそこでの撮影結果を公表してしまっている現状は直ちに改めなければならない。また、撮影するカメラの視点が通常考えられる人の目線よりも遥かに高いのも気になる。流石に塀を越えて覗き込むような視点は宜しくない。これら二つの問題が解決されるまでは当面それらの問題による影響の小さい国道や主要幹線道路のみに公開を限るべきではないかと思っている。(私が思った所で何も世界は変わらないのだが。)

それ以外の問題点については Google 社の「公道から見える物を撮影しても問題無い」の論に概ね賛同する。細かい倫理を言っていれば、何時までたってもブレークスルーが起きないではないか。プライバシーや倫理等の問題に注意を向けさせるためにも、このようなサービスは有っても良いと思う。

因みに、私の親に教えてみた所それなりに面白がっていたが、教えられるまでは知らなかったと言っていた。この記事をここまで丁寧に読むような人には少々実感が沸かないかも知れないが、やはり Google ストリートビューの知名度はネットユーザ全体の数を考えるとかなり小さい事を付け加えておく。

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